Nintendo Switchリングフィットアドベンチャーで脈拍測定できる仕組みを調べてみた

ステイホーム期間で需要が高まったこともあり、爆発的ヒットとなったNintendo Switchのフィットネスゲーム「リングフィットアドベンチャー」。現在も生産が需要に追いついておらず、家電量販店では高い倍率の抽選で当たらなければ購入できませんし、メルカリなどでは高額で転売されています。

とにかく入手するのが大変な状況が続いているのですが、先日ついに我が家でも抽選に当選して購入することができました。

リングフィットアドベンチャーは付属のリング型コントローラーを使用し、さまざまなエクササイズをおこないながら物語を進めるアドベンチャーゲーム。本気で取り組むと10分もすれば汗がダラダラになるほどハードで、確かに運動不足を解消するにはもってこいの内容でした。

プレイしているとよくできているなと感心することばかりなのですが、特に驚いたのはコントローラーを使って運動後の脈拍を測定できるということ。コントローラーについている「モーションIRカメラ」に親指の腹をあてることで測定できるのですが、カメラなのに脈を測れるっていったいどんな仕組みになっているのでしょうか。

気になって調べてみると、リングフィットアドベンチャー公式ページのQ&Aの項目に回答が掲載されていました。

血液内のヘモグロビンが反射する光の量の変化をJoy-Conでチェックしています。

Joy-Con(R)のモーションIRカメラから赤外線を指先に照射し、反射してくる微小な光量の変化をモニタリングしています。血液に含まれるヘモグロビンには赤外線を反射しやすい性質があり、心臓が鼓動を打つと、指先に流れる血液の量が増減するのですが、それに合わせて反射する光の量も増減する性質を利用しています。

https://www.nintendo.co.jp/ring/faq/

カメラから赤外線を照射し、ヘモグロビンが赤外線を反射する性質を使って脈拍を測定しているとのこと。あくまでも数値は目安の値とのことですが、カメラ機能を応用して脈拍測定をするなんてすごいとしかいいようがありません。

ちなみにこの「モーションIRカメラ」は指先の動きを感知するゲームなどにも使われているそう。最近の話題作では「脳を鍛える大人のNintendo Switchトレーニング」の「指で脳トレ」に使われていました。

Joy-Conの“モーションIRカメラ”で指の形を認識


https://www.famitsu.com/news/201912/26189870.html

ゲームの新しい可能性を広げる役割を果たしそうなモーションIRカメラ。今後はどんなゲームで、どのように使われるのか注目ですね。

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