WordPressでの多言語サイト制作

今年はオリンピックイヤー。ということで、数年前からインバウンドを意識して、多言語対応をするサイトがかなり増えました。
弊社でも一昨年、昨年とそれまでより多くの多言語サイトを制作しました。その際にWordPressでサイト構築をすることが多いため、どのように対応するのが適切か毎回慎重に検討しています。
基本的には以下の3パターンを考えています。

1.日英で別々のWordPressを立てる

例えば、
https://sample.com/
に日本語版用のWordPressを設置し、
https://sample.com/en/
に英語版用のWordPressを設置する方法です。

▼メリット
・1言語1WordPressなので、ログイン後は日本語のみのサイトを更新するのと同じ操作で更新ができる

▼デメリット
・更新する言語ごとにWordPressにログインする手間が出る
・言語が増える度にWordPressを設置する必要がある

弊社の場合はデメリットの方が大きいケースが多く、通常この方法は選択しません。
日英の管理組織が違う、もしくは更新体制が分けれていてコンテンツに差が出るのも構わない、というようなサイトであれば、この方法が適しているかもしれません。

2.1つのWordPress内にコンテンツのカテゴリを分けて管理する

通常通りにWordPressを構築し、

・お知らせ投稿に「日本語用」「英語用」「◯◯語用」というカテゴリを作成し、各言語のページには当該カテゴリの投稿のみ表示する
・固定ページについては、日本語以外のページは子ページとして作成する

という形で制作します。

▼メリット
・ログインが1回で済む
・投稿する頻度や固定ページの数が少ない場合はシンプルに管理できる

▼デメリット
・投稿一覧や固定ページの一覧に日英が混在して表示されるため、ページが増えてくると管理画面が見づらくなる
・3言語以上になると何語の投稿・ページなのか分かりづらくなってしまう

ということで、こちらのパターンはページ数が少ない場合は良いと思います。

3.多言語対応プラグインを入れる

WordPressには多言語用のプラグインが多数あります。
有名なものは以下です。

・Bogo ( https://ja.wordpress.org/plugins/bogo/
・Polylang ( https://ja.wordpress.org/plugins/bogo/
・WPML ( https://wpml.org/ja/

▼メリット
管理画面上で言語切替ができるため、投稿やページが増えても管理しやすい。プラグインによっては1つの投稿に日本語用の入力欄と英語用の入力欄が分かれているものもある。

Bogoの例

▼デメリット
・有料のものがある
・WordPressの最新版(Gutenbergエディター)の動作確認が正式にとれていないものがある

以上の3パターンの中から、弊社は「3.多言語対応プラグインを入れる」のパターンで、Bogoというプラグインを使うことが多いです。
BogoはWordPressの5系に正式には対応していないのですが、フォーラム等を見ると十分な稼働実績があり、弊社でもテストと実際の構築作業を重ねた結果、5系でもクラシックエディターを使えば問題ない、Gutenbergでもテストで不具合が出ることがあれば修正対応は可能、と判断しています。
また、プラグインの作者がContactForm7という有名なフォームのプラグインの作者で信頼性が高いため、きっと遠くないうちに5系に正式に対応してくれるだろう、という見通しを持っています。

以上です。
WordPressの多言語対応を検討されている方の参考になれば幸いです。


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