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カメラを地面に置くとどうなるか

映像を撮り慣れている人は、撮影前に「どう撮るか」頭の中であれこれと考えるもの。
そんな時、絵コンテがあるとイメージの広がりを助けてくれます。

何か重要そうなシーンや、ドラマチックな場面は、極端なローアングルで撮ってみる、というのも一つの手。

つまり、カメラを地面に置いてしまうわけですね。

カメラを地面に置くと、どんな感じになるのか、
絵コンテを描いてイメージしてみましょう。

ここでは、何でもない日常の一コマ、を題材に選びました。
ちなみにそれぞれ、左が絵コンテ。右はカメラの位置を記したもの。

こうして並べることで、撮りたい構図とともに、カメラの設置に難がないかどうかも判断が可能になります。
カメラマンも自分のすべきことがすぐに理解できるわけですね。

【例1】後ろから来た自転車に気づく人

手前に自転車の車輪が、どん!と入ってきて、キキ・・と止まる。

その音に気づいた歩行者は思わず立ち止まり、後ろを向く。
この際、歩行者の目線は画面の上の方(自転車に乗った人)に向いている。

これ、なかなか面白い構図ではないでしょうか。

それに、自転車に乗っている人が何か問題を起こしそうな雰囲気も出しています。
そう、「何かが起こりそう」=「ドラマチック」ということ。

描いてみて、車輪はもっとカメラギリギリまでくっついた方が迫力出るな、と感じました。
そうなると、カメラマンと一緒にカメラを壊さない置き方はどうか?という話し合いになります。

何でもない一コマが、何かが始まりそうなシーンに化けたのではないでしょうか。

【例2】うっかり落とした定期券を拾う

カメラの目の前に定期券を置いて、撮影します。
画角の真ん中に定期券があることで、これがストーリー上、重要な小道具になる、という映像になりますね。

 

ここで僕は、ちょっと絵が物足らない、と感じました。
カメラに超広角レンズをつけてみるとどうでしょうか。

超広角レンズで画面がゆがみ、画面の中にさらに多くの人が写り込みます。

これにより、近くを歩く人々が誰も気に留めない非情さが伝わってくるかもしれません。
また、定期券の重要さがさらに強調されるかもしれません。

超広角レンズを表現するために、中心から離れるほど湾曲していくように描いています。

僕はいつも、こうやって絵コンテを描いて、頭の中のイメージを膨らませているんですね。

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