「画面内にくっついてくれたらいいんです」

みなさんこんにちは。むらたてつろうです。
お客様の意図を汲み取り間違えてしまったことで、大幅な追加作業をすることになってしまった話です。

私の仕事は、工程を管理するディレクターが窓口になっていいただく場合と、ディレクターとクライアント担当者の方とも確認しながら、っていうケースがあります。
ご紹介するのは後者のケースの時のことです。

新規サイト制作の納期まであと数日。
ページコーディングも終わり、担当者の方に表示の確認のメールを送ると
「少し違和感がある」の返信。
「ブラウザの右側にあるはずのスクロールバーが無くて、スクロールすると次のコンテンツがシュッと入って来るのは違和感を感じる」とのこと。

意図して制作した動作だったので、私は唖然としました。
「スクロールをしても画面内にコンテンツ(画像や文章)が収まるように作って」という要望だったので、スクロールバーを表示させずに、1スクロールで次のコンテンツに飛ぶようにしました。

ようやく終わりが見えてきたのに、テクニカルなことは不要だったのかなと不安になりました。
念のため担当者に直接お会いして確認をすると、
「普通にスクロールする通常の作り方で良かった」
さらに「難しいことは必要なくて、ただコンテンツが、画面内にくっついてくれたらいいんです」とのこと。

え!?
くっつく?

さらにさらに、「ノートパソコンで見ても、デスクトップの一般的なモニターで見ても、ウィンドウを小さくしてみても、くっついてくれたらいいんですよ」と。

混乱は加速しました。
まさに“くっつく”という動きが表現できた仕様だと思うけど…。
普通の作り方だと、自分のスクロールのさじ加減でコンテンツが表示されることになるけど…。
それでいいのかなあ…。

その後、“普通の作り方”に修正して、まずディレクターに見せたところ、
「これだとOKは出ないと思う。詰まり過ぎのコンテンツ間を大きく開けたほうがいい」とのこと。

もやもやしたままでしたが、
ディレクターの言う通りに変更して、担当者の方に送りました。
するとなんと、
「希望を反映してくれていてありがとう!」。

案件はすぅ~っと終わりを迎えたのです!
最初の段階でお客様の意図を汲み取れていなかったことで、自分で自分の首を絞めてしまったと反省した案件でした。

ランガレウェブのサイト制作