「Google Maps Platform」の開始でweb担当者が気をつけること

5月2日のGoogleの公式ブログで「Google Maps Platform」の提供開始がアナウンスされ、Google Map APIの仕様が大きく変わることが発表されました。詳しく書くとあまりにも専門的になってしまうので、おおまかにご説明します。

Google Map APIとは

webサイトにGoogle Mapが埋め込まれていて、地図の色を標準のものから変えたり、ピンの代わりに会社のロゴを使ったり、経路表示をする場合などに使う、Google Mapをカスタマイズするためのプログラムのことです。

Google Maps Platform で何が変わるのか

無料で利用できる範囲の変更

今までは「Google Maps APIs Premium Plan」(有償版)と「Google Maps APIs Standard Plan」(無償版)があり、機能の制限はあるものの無償版の方でもGoogle Maps APIを使うことができました。
これが「Google Maps Platform」に統合され、利用状況に応じて課金されることになります。ただし、毎月200ドル分は無料で利用できます。地図の色を変えたり、ピンの画像を変えたりなど、単純なAPI利用でいくと、28,000回分に相当する、と言われています。
つまり、Google Mapを埋め込んでいるページが月に28,000回読み込まれなければ費用は発生しません。

APIキーなしでのAPI利用が不可に

Google Map APIを利用する際は、通常は「APIキー」というプログラムを使うための認証コード(Microsoft Officeのプロダクトキーのようなものだと思ってください)をGoogleの管理画面から発行して使うルールにはなっているのですが、実際はAPIキーを発行しなくても利用できる仕様になっていました。これが2018年7月16日以降はできなくなり、APIキーなしで埋め込まれている全ての地図は、地図の埋め込み箇所がグレーに塗りつぶされて表示されます。

web担当者として気をつけること

もしあなたがweb担当者なら、以下の点に気をつけてください。

1.APIキーを発行してGoogle Mapを埋め込んでいるか

上記のように、APIキー発行なしでGoogle Mapを埋め込んでいる場合、7/16以降は地図の表示ができなくなります。APIキーを発行しているかどうかは、htmlソース上から判断できますが、分からない場合は担当制作会社に確認をしてください。

2.Google Mapを埋め込んでいるページが月に28,000PV以上いかないか

Google Mapを埋め込んでいるページが月に28,000PVを超えてしまうと、APIの設定内容によりますが、1,000PVあたり2〜7ドルを支払う必要が出てきます。Google Analyticsなどで当該ページの平均PVを確認しておきましょう。