直帰率減・ページビュー減が悪いとは限らないケース

直帰率減・ページビュー減が悪いとは限らないケース

WEBサイトのアクセス解析の数値は、一般的には
・直帰率が低い方が良い
・ページビュー数は多い方が良い
・滞在時間は多い方が良い

ということは知られていますが、果たして本当にそうなのでしょうか?

実は、リニューアル前後のサイトの作りによっては
「直帰率減・ページビュー減が悪いとは限らない」ということがあるのです。

先日、リニューアルを担当させていただいたA社担当者とのミーティングがあり、リニューアル後一定期間が経過した現在と、以前のアクセス数値を比較したレポートを提出させていただきました。

A社のリニューアル前のWEBサイトは、ユーザーが知りたい情報のページに行きやすい設計になっておらず、会社側が出したい情報を出しているページ構成になっていました。
まず入り口の段階で二つの分岐があり、分岐先のページにはそれぞれに同じ項目もあって、ユーザーが”迷子”になりがちな作りになっていました。
入り口の分岐ページでは、ほとんどのユーザーはクリックしますから、当然直帰率は低い数値となっていましたし、ページビュー数は滞在時間のわりには多いなという印象でした。
1セッション平均滞在3分で、ページビューは6.7ページでした。

そこで、サイトに訪問するユーザー層を意識して、迷いづらいページ構成にすることをリニューアル目的のひとつとしました。
ページタイトルを明確にするなど、検索エンジンやユーザーの検索するキーワードを意識したコーディングも行い、WEBサイトのトップページを経由せずに、サイト内の各ページへ行きやすい作りを心がけました。

その結果としてリニューアル後は
・直帰率は高くなるー20%から30%にアップ。
・1セッションごとの閲覧ページ数の減少ー6.7ページから4.2ページへ減少

という一般的には悪いと思われている結果になったのですが、
ユーザーにとっては良いサイトになった。という状況になりました。

くどいようですが、
今回のサイトの場合

・直帰率が高くなる。
というのは「目的の情報にすぐたどり着いた」と言えますし

・1セッションごとの閲覧ページ数の減少
というのはサイト内の欲しい情報がどこにあるかわかりやすくなった、と言えます。

何が言いたいのかというと、サイトごとにあるべき姿と、目指す数値は異なるということです。

A社のケースは、
WEBサイトを見ている人の動きを意識して、数字を判断した方がよいということを改めて思った案件なのでした。

ランガレウェブのサイト制作