WEBサイトの当たり前を疑う[カルーセルパネル編]

WEBサイトの当たり前を疑う[カルーセルパネル編]

以前こちらの記事でも紹介したカルーセルパネル。(ローテーションバナーやスライドバナーとも呼ばれます)
現在でも非常に多くのWEBサイトで採用されており皆様も良く目にするのではないかと思うのですが、最近では積極的に使用するべきではないという専門家の意見を目にするようになりました。(参考:ConversionXL

私自身、制作をする立場であると同時に消費者でもあります。オンラインショッピングサイトで欲しい商品のバナーの内容を見ていたらすぐに切り替わってしまい、欲しい商品のバナーが再度表示されるまで数十秒待つことにストレスを感じたり、何のWEBサイトかよくわからないままバナーだけが切り替わっていたりという経験も少なくなく、積極的に使用するべきではないという意見も理解できます。ではなぜそう言われるのか、カルーセルパネルのデメリットを整理してみましょう。

[デメリット1]ユーザーの視線は目は動くものに反応してしまう
ユーザーの視点は動くバナー部分を追ってしまいがちです。
バナー部分以外の重要な情報を見落とさせる可能性は、できるだけ排除したほうが良いでしょう。

[デメリット2]複数枚に渡るスライドの情報量が多すぎて、ユーザーの記憶に残らない
バナーの内容を読もうとしても、すぐに切り替わってしまい内容を理解することができません。
WEBサイトで伝えたい事が明確な場合、一番伝えたい1つだけに絞ったほうが効果的です。

[デメリット3]バナー広告を無視するユーザーが存在する
動くバナー部分を目で追ってしまうユーザーとは別に、動く部分を広告と認識して無視するユーザーも存在します。
本来WEBサイトで一番伝えたいことを表現するスペースが、「ただの広告」と捉えられてしまう危険性があります。

どこのWEBサイトでも採用しているから、ただたくさんの情報をユーザーに見せたいから、動くだけで格好いいから、といった単純な理由だけで採用してしまうと、本来ユーザーに伝えるべき内容が伝わらない危険性があります。

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