実店舗がなくてもお店を開くことができるネットショップ。

実店舗がない=テナントの内装工事、家賃など諸経費が抑えられて利益がたくさん出そう、というイメージを持たれている方も多いかもしれません。
確かに、簡単に始められる方法もあります。逆に、デザインにこだわったり、在庫管理や受注管理など管理機能を作り込んだりすると、場合によっては実店舗を持つよりも費用がかかる場合もあります。

また、サイトの制作そのものに話がいきがちですが、広告宣伝をどうするか、在庫管理や発送業務は問題なくできるか、など、ショップを始めるにあたっては検討すべきことが多岐に渡ります。

ネットショップの相談を頂くときに「モールに出した方がいいのか、自前のサイトを作った方がいいのか、よく分からない」と同時によく聞かれます。
そこで、かなりざっくりなまとめですが、ネットショップのタイプをまとめました。やや抽象的ではありますが、それぞれのメリット・デメリットも簡単に書きます。

1.モール型

楽天、Yahoo!ショッピング、Amazonへの出店・出品がこれにあたります。

▼メリット
・元々集客できているところに店や商品を出すため、他のタイプに比べると集客はしやすい。

▼デメリット
・月額や売上のロイヤリティが発生する。
・結局広告を出向したり、オプションプランを使わないと集客できない場合が多い。
・管理機能のカスタマイズができない。

2.レンタルショッピングカート

MakeShop、カラーミーショップ、ショップサーブなど、若干の初期費用と月額を払って利用するタイプのサービスです。

▼メリット
・(デザインに細かくこだわらなければ)低コストで始められる。

▼デメリット
・管理機能のカスタマイズができない場合が多い。
・集客は全て自社で行う必要がある。

3.パッケージで自社サイトを構築

EC-CUBEという国産パッケージや、WordPressという世界で最もシェアの高いCMSなどのオープンソースパッケージを使って、サイトを制作します。
デザインにも管理機能にもこだわりたい、またはブログも自サイト内で展開したい、という場合にオススメです。

▼メリット
・デザインから管理機能まで自由にカスタマイズできる。
・デザインテンプレートが販売されているので、それを使えばコストを抑えることは可能。

▼デメリット
・集客は全て自社で行う必要がある。
・2に比べるとコストはかかる。

とにかくまず始めてみたい、という方には2をオススメしています。
ショップ運営に必要な最低限の機能を低コストで使えるから、というのが理由です。
そこでうまくいったら、次はそれなりにコストをかけて1か3にチャレンジしてみる、というのが着実なパターンだと考えます。

また、最初からある程度売上が見込めるならば、モールから始めてみるというのもアリだと思います。

そして年商が億単位になってきたら上記のシステムではおそらく管理機能に限界が出てくると思います。
そうなったら高機能なパッケージを提供している会社のサービスを利用するか、オリジナルでシステムを構築する、というような展開になってきます。

お店のステージ、要望、予算によって選択肢が変わってくると思いますので、担当の制作会社とよく話して検討してみてください。

鈴木鈴木